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JAPONISM強度数対応フレーム

眼鏡を掛けたいけれども、レンズの厚みが気になる・・

多くの強度近視の方は悩まれていると思います。

 

対処としては、

①度数を落とす。(ただ、勿論遠くは見づらくなりますし、強度数では効果は少なくなります。)

②薄型にする。(薄くても光を曲げる力の強い屈折率の高いレンズを使用します。最も効果的です。しかし、比重は大きくなり、アッベ数は小さくなります。つまり、重く、光が分散し易いレンズです。)

③非球面化する。(球面設計とは異なり、カーブを浅く、パワーはそのままにキープします。球面設計に比べると、周辺の度数が低くなり、裸眼に近い見え方をします。ただ、カーブが浅い分、反射は増加する為、フィッティングには注意が必要です。)

④目に近づける。(近視のマイナスレンズは目に近づけるほどパワーが増します。近視の方は同じ視力を出そうと思うとコンタクトより度数が強くなるのが一般的です。レンズには、角膜~レンズ面までの距離が12mmと決められています。レンズ設計もそれに合わせていますので、この方法はお勧めできません)

 ⑤レンズサイズを小さくする。(端に向かうに従ってぶ厚くあるのがマイナスレンズです。しかし、顔幅がある方は極端に小さくしてしまうと違和感が勿論出てきます。)

代表的なのがこの5ツです。

一番良いのは、薄型だけを重視するのではなく、素材、コート等バランスの取れたレンズを選択する事です。

 

前振り長っ!!

と思われたでしょう。。すみません!

気がついたら服と音楽ばっかりでしたので、眼についても、書かないと眼鏡士として先生方に怒られそうですしね・・

①JN-466

強度リムと呼ばれる厚手のメタルを使用。智元にもボリュームを持たせてレンズをキープします。

 

そして、このパーツです!

太目の腕部分を違和感無くスムーズに繋ぎます。

βチタンでバネ製を持たせることで、長時間掛けても疲れません!

 

②JN-450

こちらも奥行きのある強度リム使用!フロントを真っ直ぐ見ると厚みは全く感じません。

 

そして、特徴は爪の様なパーツ!デザイナーがバイクのエンジンをモチーフに作り上げた力作です。凄いのは、その中心部分から伸びるβチタンのパーツです!

 

一切違和感を感じさせない一体化したデザイン。

 

これまで、強度数=小さいフレーム。厚い生地を使用したプラスチックフレーム。

じゃないと向かないと思われていますが、こういったフレームも存在します。

 

度数が強くても、掛け心地。デザイン共に重視される方。如何でしょうか?