HOME コラム IOFTの後に・・・その1

COLUMN コラム

IOFTの後に・・・その1

かなり久しぶりに書き込んでおります。
この2ヶ月間は豊岡にとってなかなか大変な期間になってしまいました。
その出来事とは・・・みなさんもご存知かとは思いますが、台風23号が直撃して大惨事となりました。復旧などでなかなかこのコーナーを更新することが出来なかったのですが、ようやく落ち着き、こうやってまたここに書き綴っていることを幸せに思います。
IOFT(メガネの総合展示会)が東京であり、10月18日・19日の2日間、店を閉めて行ってまいりました。
その内容はまた後にご説明するとして、19日の深夜に豊岡に帰ってきたのですが、確かその時はまだシトシトと雨が降っている程度で、深夜ということもあり、町は静寂で雨の音だけが静かに聞こえる程度でした。
今、考えてみれば嵐の前の静けさのようにも振り返られます。
翌朝、まだ雨・風共に非常に少なく、台風が近づいているなんてことはまだ分からない位でした。ちょうどこの日、私は休みをいただいてまして、前日までのこともありますし、眠くて昼近くまで寝ておりました。
目を覚ますと昼になっていて、雨と風がなんとなく強くなっており、一応家の周りのこけやすいものをかたづけてのんきに構えておりました。
というのは、この地域は台風がくるようでこない、または逸れてしまうことが度々で、特に今年は台風が多かったのですが、(天気図では直撃っぽいのもありました)そんなに影響も特になかったのです。去年も一昨年もそんな展開でした。だから今度の台風もどうせ一時的で大丈夫!と私だけではなく、大半の人が思っていたことでしょう。
私のそんな意識がひっくりかえるのはそれからそんなに時間はかかりませんでした。2時を過ぎたころには雨、風共にひどくなり、3時を過ぎるともっと激しくなってきました。
”これはいつもと違う!”
その中、私は買い物に出かけてしまいました。今から考えるとアホでした。ホームセンターを出たころ、(午後5時ごろ)滝のような雨、荒れ狂う風。車までの近い距離がやけに遠く感じました。
ぐしょぐしょになりながら車まで戻ったのはいいのですが、各場所、すでに増水がひどく、あちらこちらで通行止めになってました。
(こりゃやばい!帰れない)
そう思いましたがなんとか裏道でなんとか通れるところを探して強行突破で帰宅しました。
帰宅してからがまた大変!私の家は少し高いところにあるので水がこないとは思いましたが、ずいぶん表の国道、裏の村道が少しずつ冠水してきて気が気ではないので服装を完全防備して外を監視。
そのうちに停電、非難指示も発令されて・・・最悪です。
避難するにも逆にその道中の方が危ないとみて自宅待機で様子をうかがっていましたが12時を過ぎると雨も風もだいぶ弱まり、峠は完全に越えてました。ホッとして少し回りを巡回してから家に戻り、真っ暗のなかで仮眠をとりました。確か夜中の3時くらいでした。
その時、僕は豊岡の中央を流れる円山川の堤防が決壊したとはまだ知る由もなかったのです。
*********************************

かなり長くなってしまいました。この続きはまた後ほど書き綴っていきたいとおもいます。台風の中での出来事が多すぎて、ダラダラな文章になっているのでごめんなさい!それだけ自然災害はこわい!ということなのです。